不妊治療(妊活)体験談講演
行政書士:生島清身(社会人落語家:天神亭きよ美)のページをご覧いただきありがとうございます。
不妊治療(妊活)体験は辛く暗いイメージで紹介されることが多いです。確かに、結果が出なければ身体的にも精神的にもダメージが大きく、また体外受精など高度治療には高額な費用がかかりますので経済的にも苦労が多いのが現実です。
それでも敢えて言いたいのです。
「不妊治療は私にとってたいへん意味のある体験だった」 と。
不妊治療は「いのち」と真剣に向き合う作業です。
私は不妊治療を経験したことで、最初0.1ミリの受精卵(単細胞)が細胞分裂を繰り返し、赤ちゃんとして生まれてくるときには30兆個の細胞を持って生まれてくることを知りました。(人間ってすごいですね!)
残念ながら私の不妊治療は実を結ばず、夫と2人の家庭生活を送っていますが、不妊治療を通して生命の神秘を感じ、自分も最初は0.1ミリの受精卵だったのだ、今こうして生きていることはもしかしたら奇跡的なことかも、
そう考えるようになり、人生について見つめ直すきっかけとなりました。
不妊治療に専念するために一旦仕事をやめたため、仕事も失い、治療費がかさみお金も失い、私はいったい何をしているのだろう、無駄な時間を過ごしているだけかも、そう思う日々もありました。
でも、あとになって考えてみると、仕事をやめて時間ができたことで、それまでできなかったこと、出会う機会のなかった人たちに巡り合うことができたのです。
失うことばかりと思って過ごしていたのに、実は、命やこの世に生まれてきた意味を改めて考える貴重な時間となりました。
いま、行政書士+社会人落語家として、相続や終活をテーマに落語講演をしているのは、そんな巡り合わせのおかげです。
不妊治療はもう特別なことではありません。厚生労働省は、仕事と不妊治療の両立支援のためにリーフレットや研修資料を提供し「働きながら不妊治療を受ける従業員へのご理解をお願いします」と呼びかけています。
一人でも多くの方に不妊治療を取り巻く現状について理解を深めていただき、子どもを授かろうと努力する人たちに温かい目を向けていただけるよう、私の体験談が少しでもお役に立つのでしたら喜んでお話させていただきます。
●不妊治療体験に関する講演や取材のご依頼お受けいたします。
きよみ行政書士事務所 生島清身(いくしまきよみ)
E-mail:kiyomijimusyo★nifty.com 電話:03-6884-1848
(★を@に変えてメール送信してください)
●生島清身(天神亭きよ美)の治療歴・プロフィール
1962年大阪市生まれ。(2015年夏より東京都在住)
商業高校卒業後、事務職やインターネット関連業務に従事。
36歳のときに妊娠するもすぐに自然流産。
38歳のときに再び妊娠するも子宮外妊娠。開腹手術で右の卵管を切除。
そして41歳から不妊治療専門のクリニックに通いはじめる。
仕事をしながら2年ほどクリニックに通うが、仕事を辞め治療に専念。
体外受精で胚移植を5回、うち妊娠反応3回、うち心拍確認0回。
結果が出ず44歳で治療をお休みがちに、45歳で治療に区切りをつける。
治療中に着物好きが高じ朝ドラ「ちりとてちん」の影響もあり上方落語を勉強。
繁昌亭落語家入門講座修了時「天神亭きよ美」という高座名を授かる。
また、不妊治療を通して「いのち」について深く考えはじめる。
治療の終盤、今後に役立てばと行政書士試験の受験勉強をする。
行政書士試験合格後、2009年「きよみ行政書士事務所」を開業。
不妊治療を通して生命誕生の神秘に気づき、
相続業務を通して本当に大事な物は何かについて考えたことを形にするべく
遺言をテーマに人生や家族について考える落語「天国からの手紙」を創作。
2011年より落語を交えた笑って学べる終活関連講演を各地で行う。
<行政書士 登録番号>
・日本行政書士会連合会 登録番号 第09260906号
・東京都行政書士会 会員番号 第10680号
●以下は不妊治療体験を綴ったブログ「41歳からの不妊治療」へのリンクです。
私の経験がどなたかのお役に立つならうれしいです。
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