「人生会議」普及啓発講演 落語を交えて楽しく学ぶ

行政書士:生島清身のページをご覧いただきありがとうございます。

私はプロの落語家ではありませんが、行政書士+社会人落語家(天神亭きよ美)という立場で遺言をテーマに人生や家族について考える落語「天国からの手紙」を創作し、2011年(平成23年)秋より落語を交えた市民向けの講演講師をしております。

◆講演活動のご案内PDF資料はこちらからダウンロードいただけます◆

このところ「人生会議」の普及啓発を推進する条例を制定する自治体が増えてきていますね。全国初は大分県で令和2年7月8日から施行されています。

「人生会議」とは、【もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです】と厚生労働省HPにあります。

人生の最終段階における医療・ケアについて本人が家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合う「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」はとても大切な取り組みであり、多くの方に広く知っていただけるよう、厚生労働省は2018年11月に「ACP」の愛称を「人生会議」と決めました。「人生会議」親しみやすくて覚えやすいですね!

どなたにも間違いなく「死」は訪れます。これは仕方のないことですね(^^;)

ですから、そこから目をそらすのではなく、人生の最期に自分はどうありたいかをあらかじめ家族や医療関係者と話し合いをしておくことで、悔いのない自分らしい人生の終え方を実現しましょうということだと思います。

「死ぬ」ことなんて考えたくないですが、「死」は見方を変えたら「生ききる」こと。

どこでどんなふうに「生ききりたいか」をよく考え、家族や医療関係者に伝え話し合うことで、自分らしく「生ききる」ことが実現できたらいいですね。

ただ、「人生の最終段階」という重いテーマはなかなか口にしづらいもの。でも落語という形式だと笑いとともに受け入れていただきやすくなるようです。

私が創作した落語「天国からの手紙」は、行政書士の知識を生かした内容で遺言書の書き方が出てくる落語ですが、冒頭で天国への案内人が、

「あーぁ、あんなに管つけられて、かわいそうにな~、しんどいやろなぁ~、元気なうちに家族の前で『延命措置はいらん』とか『最期は家で静かに看取ってほしい』とか、その思いを伝えといたら、こんなことになれへんのになぁ~」

と、お母さんが病室で子どもたちに看取られるところを天国から覗いているというシーンから始まり、でも実はお母さんは「最期は家で静かに看取ってもらえたら」という思いがあったがきちんと伝えてなかったことを後悔するという物語でもあります。

財産のことだけでなくどう看取ってほしいなど思いを伝えることの大切さを感じていただけ、「人生会議」を意識する入口としてぴったりの落語だなぁと自画自賛のようですがそう思います(^^)

創作落語「天国からの手紙」をつくったとき(2010年)、私自身「ACP」についての知識はなく、もちろん「人生会議」という言葉もないときですからそれを意識して創作したわけではないのですが、

私は過去の不妊治療の経験から、「いのち」とは?この世に生を授かるってどういうことなのか?と深く考えるようになっていて、人間は最初0.1ミリの受精卵から始まることを知り、

人間として生まれるってすごいことなんだ、「せっかく授かった命」だからこそ大切にしたい、悔いのない人生にしたい、

そんな私の思いが創作落語「天国からの手紙」に反映されていて、今の時代の「人生会議」の考え方にぴったり当てはまったというのは何かの巡り合わせのように思えてなりません。

「人生会議」の周知等で私の創作落語「天国からの手紙」がお役に立つのでしたら、ご予算に合わせて全国どこでも行かせていただきますのでお気軽にお声がけください!(令和6年9月 講演総回数430回、受講者総数は計37,000名を超えました)

落語を交えた講演に関するお問合せ先
きよみ行政書士事務所 生島清身(いくしまきよみ)
E-mail:kiyomijimusyo★nifty.com 電話:03-6884-1848
(★を@に変えてメール送信してください)
2015年8月大阪から東京に移転しました。全国からのご依頼お待ちしております。

Ikushima_d

創作落語「天国からの手紙」あらすじ(作/生島清身)
息子二人、娘一人が見守る中、病室にて母があの世へ。
母は天国へ行き、天国への案内人と出会い、遺産が不動産中心で相続人が複数いると必ず相続争いがあることを聞く。そして、ペットの世話をお願いしている向かいのヨシ子さんに財産を遺したいときは遺言書が必要なことを教えてもらう。天国への案内人の指導のもと自筆証書遺言を作成し、更に息子・娘への手紙もしたためる。手紙には看取りについての考えを伝えてなかった後悔の念も書き記す。遺言書と手紙を地上に届けてすぐに天国の入口に戻り、息子・娘の様子をあの世から見守る母。最初は言い争いをしていた息子・娘も、母からの手紙を読んで改心。思い残すことはもうないと三途の川を渡ろうとする母。そのとき大事なことを思い出す…。

講演内容例【楽しく学ぶ 落語で人生会議】
 ・創作落語「天国からの手紙」
 ・在宅療養について知ろう
 ・人生会議(ACP)とは?
 ・話し合わなければ伝わらない
 ・自分らしく生きるための「エンディングノート」活用法 など

「人生会議(ACP)」関連の講演実績例
鴻巣市主催「もしもの時に備えて!笑って学ぶ創作落語講座 在宅療養を考える」
横浜市港南区「落語で学ぼう!人生会議とエンディングノート」(在宅医療連携拠点事業講演会)
碧南市医療介護市民講座「もしもに備えて落語で笑って学ぶ在宅療養」
交野市ACP講演会「落語で学ぶACP(人生会議)自分らしい最期を迎えるために」
熊本労災病院市民公開講座「あっぱれ人生!落語で学ぼう!人生会議」
津市地域包括ケア推進講演会「落語で笑って学ぶ!自分の最期の迎え方」
秋田市「落語で笑って学ぼう!人生会議と笑ンディングノート」(在宅医療・介護に関する市民講演会)
南知多町「落語で笑って学ぼう!人生会議と人生手帳」
城陽市「落語で楽しく学ぼう!~もしもの時に備えて在宅医療について考えてみませんか~」

<生島清身(天神亭きよ美)のプロフィールです>
行政書士・社会人落語家
大阪市出身、2015年8月より東京都在住。
秘書業務、インターネット関連業務を経験後、41歳で不妊治療をスタート。仕事を休業し治療に励む傍ら着物好きが高じNHK朝ドラ「ちりとてちん」の影響もあり本格的に上方落語を勉強。繁昌亭落語家入門講座修了時に高座名「天神亭きよ美」を授かる。その後、行政書士試験に合格し行政書士事務所を開業。不妊治療を通して生命誕生の神秘に気づき、相続業務を通して本当に大事な物は何かについて考えたことを形にするべく遺言をテーマに家族や人生について考える落語「天国からの手紙」を創作。2011年より落語を交えた笑って学べる終活関連講演を各地で行い、近年「人生会議(ACP)」関連の講演依頼も増えてきている。
(過去に朝日・読売・毎日・産経各紙面、NHKニュースで取り上げられる)

生島清身(天神亭きよ美)講演予定・実績ページ 

(プロの落語家による相続落語「天国からのラブレター」との関係性について)

<行政書士 登録番号>
・日本行政書士会連合会 登録番号 第09260906号
・東京都行政書士会 会員番号 第10680号