私の落語講演の原点ともいえる糸魚川市での終活講座
行政書士:生島清身のページをご覧いただきありがとうございます。
令和5年7月7日(金)新潟県糸魚川市で開催の福祉講座「落語で楽しく学ぼう!終活講座」でお話しさせていただきました。
まずは、お母さんが病室で息を引き取り天国へ上がっていくシーン!から始まる自作の落語「天国からの手紙」をお聴きいただきました。
遺言相続・終活がテーマの笑いどころが少ない落語なのですが皆様反応よく笑ってくださり、糸魚川という地域と私は相性がいいんやろかと勝手に思ってしまうほど楽しく口演できました。
落語のあとは、思いやお考えをご家族や周囲に伝えるのに役立つエンディングノートのお話をしました。
エンディングノートと聞くと「死ぬ準備をしているようで気が進まん」という方多いかもしれません。確かに死を意識することにはなります。自分がいなくなったときこうしてほしいということも書いたりしますので。
ただ、人生には必ず期限があるわけですから、その期限まで、人生のゴールまで、自分はどう生きよう、悔いなく自分らしく生きるにはどうしていこうと、
死を意識することで逆に「生きる」ことを考えることになります。ですから「縁起でもない」と遠ざけるのではなく、よりよく生きるために役立つノートなんだと前向きにとらえていただきたいとお伝えしました。
約200名集われたご参加者には糸魚川市社会福祉協議会作製「きぼうノート」のプレゼントがあり、これを機会に書いてみようと行動に移していただけたらほんとにほんとに嬉しいです。
会場は音響・照明設備の整ったビーチホールまがたまで金屏風まで設えていただき、サンパチマイク(プロの芸人さんが好んで使用するマイク)で落語をさせていただくことができました。
糸魚川市社会福祉協議会主催の講座のご依頼は11年ぶり2度目です。
実は、落語と終活講演を合わせた落語講演なるものを初めてさせていただいたのが、11年前の糸魚川市社会福祉協議会主催の講座でした。
私にとって落語講演の原点といえる場所で、この度再度お話の機会をいただけたことを有難く思うと同時に、これまでの活動が何かに認められたような肯定されたような嬉しい気持ちで満たされました。
糸魚川市の皆様、温かく迎えていただきありがとうございました<(_ _)>
<生島清身(天神亭きよ美)のプロフィールです>
行政書士・社会人落語家
大阪市出身、2015年8月より東京都在住。
秘書業務、インターネット関連業務を経験後、41歳で不妊治療をスタート。仕事を休業し治療に励む傍ら着物好きが高じNHK朝ドラ「ちりとてちん」の影響もあり本格的に上方落語を勉強。繁昌亭落語家入門講座修了時に高座名「天神亭きよ美」を授かる。その後、行政書士試験に合格し行政書士事務所を開業。不妊治療を通して生命誕生の神秘に気づき、相続業務を通して本当に大事な物は何かについて考えたことを形にするべく遺言をテーマに家族や人生について考える落語「天国からの手紙」を創作。2011年より落語を交えた笑って学べる終活関連講演を各地で行い、近年「人生会議(ACP)」関連の講演依頼も増えてきている。
(過去に朝日・読売・毎日・産経各紙面、NHKニュースで取り上げられる)
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