看護師さんの研修会で落語を交えたエンディングノート講座
行政書士:生島清身のページをご覧いただきありがとうございます。
令和5年6月10日(土)大阪府看護協会泉南支部オンライン研修で、看護師さんを対象に「楽しく学ぶ 落語で終活」と題してお話させていただきました。
私は一般の方が対象の市民講座や講演会でお話させていただくことがほとんどで、看護師さん対象ということでいつもと少し勝手が違います。しかもオンライン研修!
大阪府泉佐野市にある泉佐野泉南医師会看護専門学校の講堂にカメラや通信機器が設置され、会場には10名ほどの方がいらっしゃるのみでした(^^;)
「オンラインで視聴されてる皆様はどんなふうに受けとめてくださるのか」
考えすぎるとできなくなってしまうので、目の前に受講者さんがいらっしゃるとイメージしながら、それでもいつもより表情豊かに画面を通してでも伝わるように心がけて、創作落語「天国からの手紙」を口演。
会場にいらっしゃる皆様が落語ではたくさん笑っていただき大変心強かったです。ありがとうございました。
落語のあとの講義は「エンディングノートを中心に一般の方に向けた内容でいいですよ」とオーダーいただいておりましたが、どんな話をすれば看護師の皆様にお役に立つのだろうと2~3週間頭ぐるぐるしておりまして、
でも、特別なことをと思っても自分の中からでてくる言葉や思いでなければ伝わらないだろうし、いつも通りのお話プラス、そのとき話したい伝えたいと思う気持ちを大切にしようと臨みました。
・エンディングノートを書くことは死ぬ準備ではない
・死を意識することで人生の期限まで悔いなく自分らしく生きるには?「どう生きよう」と逆に生きることを考えることになる
・「死」は見方を変えたら「生ききる」こと
・どう生ききりたいかを考え、自分らしく生ききるためにエンディングノートがある
そして、あらためて自分をよく知る作業となること、人生の最終段階の医療について、葬儀・お墓について、財産を次の世代にどうつなげていくのか、
エンディングノートは最期まで自分らしく悔いなく生きるために活用できます、これを伝えておけば良かった、、と悔いのないように、とお話しました。
また、不妊治療の経験から生命がこの世に誕生する(赤ちゃんが生まれてくる)ことは奇跡的なことだと確信したこと、
赤ちゃんは自らお母さんを選んで生まれてくるという不思議なことが書かれた本「お母さんをえらぶ赤ちゃん」を読んで自分も母を選んで生まれてきたのだろうかと考えたこと、そしてそれが腑に落ちたときに自分の人生をこれまで以上に肯定できたこと、
最後にそんなお話もしました。
看護師の皆様にとって一つでも新たな視点が加わり、日頃の業務やこれからの人生において参考となれば本当に嬉しいです。
今回のご依頼は、今年4月に大阪府岬町で開催の在宅医療・介護連携推進事業講演会でお話させていただいたことがきっかけでご縁をいただきました。
「〇〇での講演会が良かったのでぜひうちでも!」と仰っていただくと、少しはお役に立てているんだなと実感でき今後の講演活動の励みとなります。
このような機会をいただき、関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
<生島清身(天神亭きよ美)のプロフィールです>
行政書士・社会人落語家
大阪市出身、2015年8月より東京都在住。
秘書業務、インターネット関連業務を経験後、41歳で不妊治療をスタート。仕事を休業し治療に励む傍ら着物好きが高じNHK朝ドラ「ちりとてちん」の影響もあり本格的に上方落語を勉強。繁昌亭落語家入門講座修了時に高座名「天神亭きよ美」を授かる。その後、行政書士試験に合格し行政書士事務所を開業。不妊治療を通して生命誕生の神秘に気づき、相続業務を通して本当に大事な物は何かについて考えたことを形にするべく遺言をテーマに家族や人生について考える落語「天国からの手紙」を創作。2011年より落語を交えた笑って学べる終活関連講演を各地で行い、近年「人生会議(ACP)」関連の講演依頼も増えてきている。
(過去に朝日・読売・毎日・産経各紙面、NHKニュースで取り上げられる)
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