落語で笑って学ぶ相続遺言に関する権利擁護セミナー
行政書士:生島清身(天神亭きよ美)のページをご覧いただきありがとうございます。
令和4年12月3日(土)焼津市地域包括支援センター主催(共催:焼津市地域包括ケア推進課)の令和4年度 高齢者の権利を守るセミナーで、
「落語で笑って学ぼう!権利擁護~相続と遺言について~」と題してお話させていただきました。
会場の焼津市総合福祉会館 多目的ホールに高座を設えていただき、まずは、お母さんがあの世へ逝って「遺言書を書いてなかった~」と慌てて天国の入り口の手前で遺言書の書き方を教わりながら自筆証書遺言を書くという創作落語をお聴きいただきました。
・不動産は分けにくい
・不動産があって相続人が複数いると揉める原因になる
・相続人ではない方に遺してあげたいときは遺言書が必要
・自筆証書遺言は法務局に預けるべし
といった相続遺言に関して知っておいて損はない情報を盛り込んだ落語ですが、思いを伝えることの大切さも意識していただける内容となっています。
落語のあとは舞台の前に演台を設置いただき、行政書士として、
・自筆証書遺言の作成方法
・「自筆証書遺言保管制度」を利用しましょう
・公正証書遺言について
・相続の基礎知識
をポイントを絞りわかりやすく解説しました。
また、最新情報として、
・令和5年4月27日~【相続土地国庫帰属制度】
・令和6年4月1日~【相続登記の義務化】
が始まることも簡単にお話ししました。
法律が関係する話は難しくなりがちですが、落語を通して笑いを交えながら遺言書が必要な場面をイメージしていただくことで楽しく学んでいただけるのではと思っています。
財産をどう遺すかも大切ですが、落語を通して、人生の幕をどう降ろすのか、悔いのないように「生ききる」にはどうしていこうとお考えいただくきっかけにもなれば本当に嬉しいです。
当日は、焼津市の地域包括ケア推進課より、焼津市版エンディングノート「ことのはノート」の紹介と、人生会議や終末期医療に関するお話もありました。参考文献として、小笠原文雄氏、長尾和宏氏、石飛幸三氏等の書籍を挙げられ、私も影響を受けた本ばかりだったのでなんだか嬉しくなりました。
焼津市の皆様、大変お世話になりありがとうございました<(_ _)>
<生島清身(天神亭きよ美)のプロフィールです>
行政書士・社会人落語家
大阪市出身、2015年8月より東京都在住。
秘書業務、インターネット関連業務を経験後、41歳で不妊治療をスタート。仕事を休業し治療に励む傍ら着物好きが高じNHK朝ドラ「ちりとてちん」の影響もあり本格的に上方落語を勉強。繁昌亭落語家入門講座修了時に高座名「天神亭きよ美」を授かる。その後、行政書士試験に合格し行政書士事務所を開業。不妊治療を通して生命誕生の神秘に気づき、相続業務を通して本当に大事な物は何かについて考えたことを形にするべく遺言をテーマに家族や人生について考える落語「天国からの手紙」を創作。2011年より落語を交えた笑って学べる終活関連講演を各地で行う。(朝日・読売・毎日・産経各紙面、NHKニュースで取り上げられる)
生島清身(天神亭きよ美)エンディングノート終活関連 落語講演予定・実績
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