地域包括ケア講座で終活テーマの落語とエンディングノート
行政書士:生島清身のページをご覧いただきありがとうございます。
令和4年3月29日(火)名古屋市千種区で開催の地域包括ケア講座「落語で笑って学ぶ!私の想いのつなぎ方」でお話させていただきました。
地域包括ケア推進会議(千種区医師会、千種区東部・西部いきいき支援センター、千種区福祉課)主催の講座で、千種区版エンディングノート「私の想いをつないで帳」を住民の皆様に知っていただくための講座でもありました。
主催者様のご挨拶のあと出囃子を流していただき登壇、舞台にセットいただいた高座に座り、まずは遺言や相続をテーマの自作の落語「天国からの手紙」を口演。
遺言書の書き方が出てくる行政書士の知識を活かして作った落語ですが、あの世へ逝ったお母さんが「子どもたちにきちんと思いを伝えてなかった」ということで急いで手紙を書き地上に届けるというシーンもあり、全体を通して思いを伝えることの大切さを感じていただける内容です。
落語のあと、エンディングノートについて私なりにポイントをお話しました。
・エンディングノートを書くことは死ぬ準備ではないこと
・死を意識することで人生の期限まで「どう生きよう」と考えることになる
・人間はひとりひとり違い、価値観や思いもそれぞれ違うこと
・だからこそ、自分らしく生ききるために周囲に自分の考えを伝えておくことが大切
・思いや考えは言葉にしなければ伝わらない
・そのためにエンディングノートが役立つこと
・エンディングノートに書く一般的な内容について
そんなお話をしたあとに、千種区版エンディングノート「私の想いをつないで帳」の紹介VTRが流され、ご来場の皆様にはエンディングノートの意義をより深くご理解いただけたのではないかと思います。
この講座は昨年(令和3年)3月3日に予定されていたのですが、緊急事態宣言の関係から直前に中止となった経緯があります。年度をまたいで再度お声掛けいただき、今回無事開催の運びとなりました。
会場の千種文化小劇場[ちくさ座]は照明・音響設備が整っている円形状になった素敵な劇場で、いわゆる「サンパチマイク」で落語をさせていただくという、前回の碧南市での講演に続いて2回連続で「サンパチマイク」で落語ができるという幸運に恵まれました!
前の週に「まん延防止等重点措置」が全国的に終了となったタイミングでしたが、1か月前に参加申込みの受付が締め切られていたにもかかわらず楽しみに待っていてくださった方もいらっしゃったと伺いました。当日ご参加くださった千種区の皆様、本当にありがとうございました<(_ _)>
<生島清身(天神亭きよ美)のプロフィールです>
行政書士・社会人落語家
大阪市出身、2015年8月より東京都在住。
秘書業務、インターネット関連業務を経験後、41歳で不妊治療をスタート。仕事を休業し治療に励む傍ら着物好きが高じNHK朝ドラ「ちりとてちん」の影響もあり本格的に上方落語を勉強。繁昌亭落語家入門講座修了時に高座名「天神亭きよ美」を授かる。その後、行政書士試験に合格し行政書士事務所を開業。不妊治療を通して生命誕生の神秘に気づき、相続業務を通して本当に大事な物は何かについて考えたことを形にするべく遺言をテーマに家族や人生について考える落語「天国からの手紙」を創作。2011年より落語を交えた笑って学べる終活関連講演を各地で行う。(朝日・読売・毎日・産経各紙面、NHKニュースで取り上げられる)
生島清身(天神亭きよ美)エンディングノート終活関連 落語講演予定・実績
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