私立学校教職員の方対象に落語を交えた終活講座
行政書士:生島清身のページをご覧いただきありがとうございます。
令和4年1月22日(土)日本私立学校振興・共済事業団宮城会館様よりご依頼いただいた終活講座でお話させていただきました。
演題は「落語で笑って学ぼう!人生笑顔で!笑ンディングノート」
仙台ガーデンパレスの宴会場にアクリル板を立てた落語高座を設置いただき、まずは相続・遺言をテーマの自作の落語「天国からの手紙」をお聴きいただきました。
今回のテーマは遺言書ではないのですが、自分で書く遺言書「自筆証書遺言」を法務局が預かってくれる制度について触れ、遺言書や相続の手続き等について専門家に相談したいときには行政書士会が定期的に行っている無料相談会もご活用くださいとお話しました。
その後、テーマであるエンディングノートについて、「死」を意識することにはなるが「死ぬ準備」ではなく、思いを伝えより良く自分らしく生きるために活用してくださいとお話しました。
質疑応答の際に、「親に終活をすすめる良い方法、きっかけ」についてご質問いただくことがあります。うまく答えられずに反省することが多く、今回も解決策のようなことはお話できず、、でした(汗)
私はいつも、終活は自分がどうしたいかが出発点となり軸となるんだとお伝えしています。世間はどうしてるんだろう、家族の考えはどうだろうと気になるかもしれませんが、人生はその人のものであり、幸せに感じること何を大事に思うかは人それぞれ違います。
だから、本人の気持ちよりも先に周囲の都合で終活をすすめようとするとギクシャクしそうですね。例えば「相続税の節税対策」をしてほしいという意図があって話を持ちかけても、本人の優先順位が違えば話に応じてもらえない可能性が高いかも。
「お父さんが大事に思うことは何?」「お母さんの幸せって何?」そういう問い掛けから始めてみるのはどうでしょうか。
「いきなり何?」と不審がられるかもしれませんが(^^;)、遠回りしても丁寧に会話を重ねて気持ちや考えを確認していく作業が必要かもしれません。
講演の前日(1/21)に、私が生活している東京都に「まん延防止等重点措置」が適用されましたが、主催者様には仙台駅到着時から温かく迎えていただき大変有難く思いました。
このような機会をいただきました関係者の皆様、受講いただいた皆様ありがとうございました<(_ _)>
<生島清身(天神亭きよ美)のプロフィールです>
行政書士・社会人落語家
大阪市出身、2015年8月より東京都在住。
秘書業務、インターネット関連業務を経験後、41歳で不妊治療をスタート。仕事を休業し治療に励む傍ら着物好きが高じNHK朝ドラ「ちりとてちん」の影響もあり本格的に上方落語を勉強。繁昌亭落語家入門講座修了時に高座名「天神亭きよ美」を授かる。その後、行政書士試験に合格し行政書士事務所を開業。不妊治療を通して生命誕生の神秘に気づき、相続業務を通して本当に大事な物は何かについて考えたことを形にするべく遺言をテーマに家族や人生について考える落語「天国からの手紙」を創作。2011年より落語を交えた笑って学べる終活関連講演を各地で行う。(朝日・読売・毎日・産経各紙面、NHKニュースで取り上げられる)
生島清身(天神亭きよ美)エンディングノート終活関連 落語講演予定・実績
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