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2021年4月23日 (金)

【認知症ケア准専門士】証が届きました

行政書士:生島清身のページをご覧いただきありがとうございます。

行政書士ということもあって、終活関連の講演会で「成年後見制度」のお話をする機会がこのところ増えてきています。

直近の成年後見制度講演会の様子

制度自体がまだまだ世間に浸透していないため、こんな制度もありますよと一般の方に知っていただくことが必要であり、

落語を交えて、とっつきやすい内容で、わかりやすくお話することが、行政書士+社会人落語家の私に期待されているのだろうなと思います。

認知症の症状が進んで財産管理や契約ごとが自分自身でできなくなったときに利用できる制度が「成年後見制度」ですが、

私はどれぐらい認知症を理解しているだろうか、、と思うことがあって、認知症について書かれた本をこれまで何冊か読んできましたが、更に深く知りたいと思い、

一般社団法人日本認知症ケア学会が認定する【認知症ケア准専門士】の試験勉強をし、2020年度の第3回試験に合格しました。(頑張って勉強したので良かった~)

【認知症ケア准専門士】は「専門士」と付くのに認知症ケアの実務経験がないことが受験要件となっています。

実務経験がない専門士? とちょっと首をかしげたくなる感じ(^^;)

でも決しておかしな資格ではありません。

というのは、本来この学会では「認知症ケア専門士」を認定していて、認知症ケアの実務経験が3年以上ある介護福祉士や介護支援専門員などを対象に2005年度にスタートした認定資格なのですが、

高齢化率が高まるなかで、実務経験者以外にも認知症をより深く理解する機会を広めるためにとのことで、

実務未経験の専門士【認知症ケア准専門士】という「准」とついた資格を2018年度から設けたという次第です。

試験範囲は結構広くて、認知症のみならず一般的な医療や介護の知識、福祉制度や社会環境についてなどの勉強にもなりました。(かなり勉強しましたよ~)

「准」のつかない実務経験者が受験する「認知症ケア専門士」と同じペーパーテスト(マーク式)を受けるので専門知識を問われる内容であり、だからこそ受験してみようと思いました。

「准」のつかない「認知症ケア専門士」はペーパーテストが第1次試験で、その後第2次試験があり、合格後も更新単位を取得していく必要があるのですが、

【認知症ケア准専門士】はペーパーテストのみで判定し合格後の更新単位の取得は必要ありません。

認知症介護の実務者でもないのに何に役立つ資格?という感じかもしれませんが、

高齢者やそのご家族、福祉関係者の皆様などと接するうえで、この資格があることで認知症に対して知識と理解があるんだなと安心感を持ってもらえるのではと思っています。

安心感、大事ですよね(^^)(そういう意味では高齢者と接するお仕事をされてる方に良い資格かもしれませんね)

【認知症ケア准専門士】証が届きましたが、これでわかった気にならず、今後も認知症ケアについて情報をアップデートしながら自己研鑽していきたいと思います。

人間の脳や細胞はまだまだ未知の世界がたくさんありますのでね。

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<生島清身(天神亭きよ美)のプロフィールです>
行政書士・社会人落語家
大阪市出身、2015年8月より東京都在住。
秘書業務、インターネット関連業務を経験後、41歳で不妊治療をスタート。仕事を休業し治療に励む傍ら着物好きが高じNHK朝ドラ「ちりとてちん」の影響もあり本格的に上方落語を勉強。繁昌亭落語家入門講座修了時に高座名「天神亭きよ美」を授かる。その後、行政書士試験に合格し行政書士事務所を開業。不妊治療を通して生命誕生の神秘に気づき、相続業務を通して本当に大事な物は何かについて考えたことを形にするべく遺言をテーマに家族や人生について考える落語「天国からの手紙」を創作。2011年より落語を交えた笑って学べる終活関連講演を各地で行う。(朝日・読売・毎日・産経各紙面、NHKニュースで取り上げられる)

生島清身(天神亭きよ美)エンディングノート終活関連 落語講演予定・実績


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