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2021年3月15日 (月)

落語を交えよくわかる遺言相続と成年後見制度講演会

行政書士:生島清身のページをご覧いただきありがとうございます。

令和3年3月13日(土)北海道岩見沢市にて開催の令和2年度成年後見制度講演会で落語を交えてお話させていただきました。

題して「創作落語で学ぶ遺言・相続と成年後見制度」です。

岩見沢市社会福祉協議会では成年後見支援センターを平成28年10月に開設され、成年後見制度の普及啓発のための講演会や研修会を積極的に開催されています。

今回は一般の方にも馴染みのある「遺言・相続」とともに「成年後見制度」も知っていただけるようにという構成の講演会です。どちらも財産に関係することですので(^^)

まずは、遺言書の書き方が出てくる行政書士の知識を活かして創作した落語「天国からの手紙」をお聴きいただきました。

お母さんが天国の入口の手前で急いで遺言書と子どもたちに向けた手紙を書き「これで思い残すことはない」と安心してあの世へ、、という人情噺で、笑いどころは少なめですがマスク越しにも要所要所での笑い声が届いて嬉しかったです。

会場の換気のこともあり休憩を挟んだのち、遺言書の作成方法と法務局が自筆証書遺言を預かってくれる新しい制度のご紹介、そして遺言書作成時に知っておいていただきたい遺留分や遺言書がない場合の相続手続きなどにも触れました。

遺言・相続はどなたにも関係することですので関心も高いと思われますが、「遺言書」と聞くと「まだいいや、もう少し先で」と考えがちではないでしょうか。

内閣府「平成29年版高齢社会白書」では、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症を発症すると推計されています。認知症を発症すると遺言書を作成できなくなる可能性があります。次の世代に財産を確実に繋げていくためにも早いうちに準備しておかれることが望まれますね。

ここで、認知症研究の第一人者である長谷川和夫先生(現在92歳)が認知症を発症され4年ほど前にご自身で公にされたことについて触れました。長谷川先生は、認知症かどうかを判断する簡易テスト「長谷川式スケール」を考案された著名なドクターです。

「認知症の人はもう何もできない」というイメージがまだまだあるかと思いますが、長谷川先生は認知症発症後に認知症当事者として綴った本を出版されています。

「ボクはやっと認知症のことがわかった」というタイトルで、認知症という病気について理解が深まるとともに、認知症になってもできることがあり社会と共生していくことでむやみに不安になる必要はないと教えてもらえる一冊です。

認知症を発症したときにどこに相談すればよいか、どんな支援制度があるか知っておくことも不安解消につながりますね。

もし認知症を発症し自分自身で財産管理ができなくなったときの支援制度として成年後見制度があります。一度でこの制度のすべてを理解するのは無理ですが、こういう制度もあるんだと記憶の片隅に置いていただけるようにと心掛けてお話しました。

「法定後見制度」については、

・利用開始を考えるタイミングは?
・後見人等はどのようにして選ぶ?
・後見人等に選ばれるのはどんな人?
・後見人等の業務例
・必要な場合の死後事務例

等についてお話しました。

「任意後見制度」については詳しい解説はせず、

・将来認知症を発症したときのために今から備えができる
・後見人を自分で決めることができる

この2点を強調し記憶に留めていただけるようにと思いました。

会場の岩見沢市民会館・文化センター「まなみーる」中ホールは席数514席で音響・照明設備が整った素晴らしいホールでした。感染症対策のもと人数制限をしての開催でしたが、関係者含め90名ほどご参加いただき本当に有難く嬉しく思いました。

主催者様、手話通訳者の皆様、ホール関係者の皆様、たいへんお世話になりありがとうございました<(_ _)>

成年後見制度講演会

成年後見制度講演会

成年後見制度講演会

<生島清身(天神亭きよ美)のプロフィールです>
行政書士・社会人落語家
大阪市出身、2015年8月より東京都在住。
秘書業務、インターネット関連業務を経験後、41歳で不妊治療をスタート。仕事を休業し治療に励む傍ら着物好きが高じNHK朝ドラ「ちりとてちん」の影響もあり本格的に上方落語を勉強。繁昌亭落語家入門講座修了時に高座名「天神亭きよ美」を授かる。その後、行政書士試験に合格し行政書士事務所を開業。不妊治療を通して生命誕生の神秘に気づき、相続業務を通して本当に大事な物は何かについて考えたことを形にするべく遺言をテーマに家族や人生について考える落語「天国からの手紙」を創作。2011年より落語を交えた笑って学べる終活関連講演を各地で行う。(朝日・読売・毎日・産経各紙面、NHKニュースで取り上げられる)

生島清身(天神亭きよ美)エンディングノート終活関連 落語講演予定・実績


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