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2020年4月 7日 (火)

コンビニで住民票や印鑑証明をマイナンバーカードで入手

行政書士:生島清身のページをご覧いただきありがとうございます。

私は早くにマイナンバーカードを取得しました。個人事業主ですので毎年税務署へ確定申告をするわけですが、e-taxを利用してオンライン申請するために必要だからです。(マイナンバー制度ができる前は住基カードでオンライン申請していました)

さて、マイナンバーカードって身分証明として使えるけれども確定申告時以外に利用価値があんまりないなぁ~なんて思っていましたが、

この度個人の印鑑証明が必要になり調べてみたところ、マイナンバーカードがあればコンビニで自動交付できることを知り、早速最寄りのセブンイレブンへ。

なんと1分ほどで印鑑証明が簡単に入手できてしまい、びっくりポン!

コンビニ交付サービスのことは以前からなんとなく聞いてはいましたが、なんと10年前に始まったサービスなんですね!今更かもしれませんが(^^;)、ご存じない方も多いと思うので記事にしました。

そもそも、マイナンバーカードを取得している人が少ない(平成31年4月時点で交付率13%)。なので、この便利さに気づいていない方はまだまだいらっしゃるでしょう。

例えば、新型コロナウィルスの影響で休業せざるを得ず生活に困っているという方、

「新型コロナウイルス感染症の発生による休業や失業等により収入が減少した世帯に対する緊急小口資金の特例貸付」(貸付額20万円以内)

については最寄りの社会福祉協議会に申請しますが(東京都関連ページ

申請には「住民票」が必要です。こんなときコンビニ交付できたら便利ですよね。

新型コロナウイルスについては専門家であっても意見が分かれたり先の見通しが立ちません。今後何かと行政への申請機会が増えるかもしれません。

必要なときにすぐに使えるように、時間があればマイナンバーカードを取得しておかれると良いかも、ということでマイナンバーカードの申請方法もご紹介します。(カード取得まで概ね1か月を要するようです)

申請方法は難しくありません。既に届いている紙製の「通知カード」を手元に用意してパソコンやスマートフォンで「マイナンバーカード総合サイト」 にアクセスして申請ができます!申請後、住民登録している住所に「交付通知書(はがき)」が届いたら、「通知カード」「本人確認書類」等を持参のうえ受取りに行くという手順です。

コンビニ交付に対応している自治体は、1718市町村のうち現時点で748市町村で全体の43%ほどです。お住いの自治体が対応しているかは「利用できる市区町村」で確認することができます。

普通のことがあたりまえにできるってほんとに有難いことなんですね。

一日も早く普通の日々が戻ってきますように(-人-)

<生島清身(天神亭きよ美)のプロフィールです>
行政書士・社会人落語家
大阪市出身、2015年8月より東京都在住。
秘書業務、インターネット関連業務を経験後、41歳で不妊治療をスタート。仕事を休業し治療に励む傍ら着物好きが高じNHK朝ドラ「ちりとてちん」の影響もあり本格的に上方落語を勉強。繁昌亭落語家入門講座修了時に高座名「天神亭きよ美」を授かる。その後、行政書士試験に合格し行政書士事務所を開業。不妊治療を通して生命誕生の神秘に気づき、相続業務を通して本当に大事な物は何かについて考えたことを形にするべく遺言をテーマに家族や人生について考える落語「天国からの手紙」を創作。2011年より落語を交えた笑って学べる終活関連講演を各地で行う。(朝日・読売・毎日・産経各紙面、NHKニュースで取り上げられる)


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