ふれあい大学で終活テーマの落語と終末期医療のこと
行政書士:生島清身のページをご覧いただきありがとうございます。
令和元年5月27日(月)メルパルク名古屋にて開催のJAなごや女性部ふれあい大学の今年度第1回目の講座を担当させていただきました。
演題は「笑って学ぼう!人生笑顔で!笑ンディングノート落語講演」です。
まずは、オリジナル落語「天国からの手紙」をお聴きいただきます。
相続遺言をテーマとしながら人生や家族について考えていただける、最後はちょっとホロっとする人情噺となっています。
JAなごや女性部の皆様は朗らかな方が多く、皆様の笑顔に助けられて私も楽しく口演することができました。有難いです。
落語のあとは、これからの人生に役立てていただくためのエンディングノートのお話です。
エンディングノートの記載内容として一般的な5項目についてお話しますが、
(1)私について
(2)医療や介護について
(3)葬儀やお墓について
(4)財産相続に関すること
(5)大切な人へのメッセージ
受講者の皆様に、どの項目に関心があるかその場で手を挙げていただいたところ、
(2)医療や介護について
がダントツいちばんだったので、この項目について長めにお話しました。
・日本では尊厳死法のようなものがないので、終末期に延命治療をしてほしくないと考えても、その思いが100%叶う方法は今のところない
・大切なことは、その考えを家族・周囲にきちんと伝えておく
・自分で考えを伝えられたら良いが、そうできない局面もあることを想定しておく
・考えを書面にしておくと、いざというときに医療関係者や「聞いてなかった」という親族に伝えることができる
・口からものが食べられなくなったときにどうか
・「胃ろう」自体が悪いわけではなく、終末期にカラダが栄養を必要としていないかもしれないのに人工的に栄養を送るのはどうなのか
・終末期の「胃ろう」施術は日本では多く、海外ではあまりないこと
・海外では、終末期に口から食事できないのはカラダが栄養を必要としていないのだから自然に逆らわない方が良いという考えが優位なよう
・「胃ろう」は嫌だからと鼻や血管から栄養を送るのは結局同じことにならないか
・病院や施設から自宅に戻ったら「食べることができた」ケースもあること
・自発呼吸ができなくなったときにどうするか
・延命治療は「する」「しない」の2択ではない
・何が正解で何が間違っているということでもない
・関連の本を読んだりセミナーを聴講するなどして多少の知識を得る努力は必要
・そのうえで自分はどう考えるか
・その考えが伝わるように家族や周囲と「人生会議」をする
・もしものときに対応してもらえる「かかりつけ医」を持っておく
・本人の考えを尊重することが何より大切である
このようなことをお話しました。
関連の本を読むということで、私はいつも図書館利用をおすすめしています。自治体の図書館はいま大変便利になっていて、スマホやインターネットに繋がるパソコンから蔵書検索ができ、取り置き予約もできるようになっています。
「尊厳死」「平穏死」「自然死」「胃ろう」「終末期医療」などのキーワードで検索して何冊か本を読んでいただくと、自分にしっくりくる考えがまとまってくるように思います。
小さな市町村の図書館でも数万冊の蔵書があります。数万冊ある書棚に目を向けないのはもったいないですね。(今回の受講者さんが住む名古屋市立図書館の蔵書数は約300万冊です!)
その後、「医療・介護について」以外のエンディングノートの項目についてもお話しました。落語の一場面とリンクしながらの解説は、状況をイメージしやすく理解がすすむようで、しきりに頷きながらお聴きいただく方もいて嬉しく思いました。
エンディングノートは「死ぬ準備」のためにあると思われがちですが、「死」を意識することで限りある人生をどう生きよう、自分らしく悔いなく生きるためにはと、自然と「生きる」ことを考えることになります。
終末期医療に関しても「どう生ききるか」ということだと思います。
演題の「笑ンディングノート」という表記で、笑顔で人生を送るノートという少しでも明るいイメージを持っていただけたら嬉しいです。
JAなごや女性部ふれあい大学は19年続いていて年間6回の講座があるそうです。今年度は約300名が入学されたとのこと。
令和元年最初の講座を担当させていただき大変光栄に思います。
受講者の皆様のこれからの人生に少しでもお役に立てたら幸いです<(_ _)>
●落語を交えた講演に関するお問合せ先
きよみ行政書士事務所 生島清身(いくしまきよみ)
E-mail:kiyomijimusyo★nifty.com 電話:03-6884-1848
(★を@に変えてメール送信してください)
<生島清身(天神亭きよ美)のプロフィールです>
行政書士・社会人落語家
大阪市出身、2015年8月より東京都在住。
秘書業務、インターネット関連業務を経験後、41歳で不妊治療をスタート。仕事を休業し治療に励む傍ら着物好きが高じNHK朝ドラ「ちりとてちん」の影響もあり本格的に上方落語を勉強。繁昌亭落語家入門講座修了時に高座名「天神亭きよ美」を授かる。その後、行政書士試験に合格し行政書士事務所を開業。不妊治療を通して生命誕生の神秘に気づき、相続業務を通して本当に大事な物は何かについて考えたことを形にするべく遺言をテーマに家族や人生について考える落語「天国からの手紙」を創作。2011年より落語を交えた笑って学べる終活関連講演を各地で行う。(朝日・読売・毎日・産経各紙面、NHKニュースで取り上げられる)
生島清身(天神亭きよ美)エンディングノート・落語講演予定・実績
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