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2018年11月13日 (火)

神奈川区地域で支える介護者支援講演会を聴講

行政書士:生島清身のページをご覧いただきありがとうございます。

11月10日(土)横浜市神奈川区で行われた「がんばりすぎない介護のヒケツ」と題した講演会に行ってきました。

私は東京在住ですが、神奈川区民以外の参加も可ということだったので、勉強のために聴講してきました(^^)

講師は介護作家・ブロガーの工藤広伸さん(通称:くどひろさん)で、私も最近ブログを拝見するようになったのですが、介護の現場で参考になる情報を定期的に発信されています。

お父様とおばあ様を介護で看取り、現在お母様の介護を遠距離でされているというご自身の経験からの発信は、介護で悩む方々のとても参考になっていることは間違いありません。

お話もわかりやすく、ニーズとともに今後ますます講演依頼が増えてお忙しくなるのでは、と思いました!

「介護で後悔しないためには」親御さんにお元気なうちにいろいろと聞いておくこと、と仰っていました。やっぱり必要なことですよね。

財産、介護、延命治療、お葬式、お墓、そういったことについての意思を確認しておく。いつ何が起きるか、それは誰にもわかりません。「何も聞いていなかった」ではどうしてあげるのがいいのか途方に暮れてしまいます。

そのためには、エンディングノートは役立つツールです。

そして、お元気なうちに私の創作落語「天国からの手紙」をぜひ親子で聴きに来てほしいですね。ご家族同士いろいろ考えていただくきっかけになりますよ!(^^)!(ちゃっかり自分の宣伝。すみません。笑)

そして、「介護と仕事の両立」というテーマでは、

・職場で介護のことを打ち明けづらい
・職場に介護のことをだまって退職
・介護のことをひとりで抱え込んでしまいがち
・介護についてどこに相談したらよいか知らない
・支援制度についても知らない

というお話があり、あれ?これって「不妊治療」の当事者感覚と似てるやん!おんなじや!と思いました。

不妊治療も「職場で打ち明けづらい」「だまって退職」「ひとりで抱え込んでしまいがち」なんですよね。(私は不妊治療経験者です)

人生にはさまざまなことが起こります。みんな何かしら抱えながらも仕事を続けていくためには、みんなができる範囲で「お互い様」の気持ちで助け合っていくことが大事ですね。

仕事と子育て、仕事と介護、仕事と不妊治療、仕事と闘病etc

各種支援制度を知っておくことも重要です。調べてみたら行政はさまざまな助け舟を出してくれていることに気づきます。知らないままではもったいないので、まずはお住いの「広報誌」を必ずチェックするようにしましょうね。

仕事か〇〇か、どちらかひとつしか選べない時代はもう昔のこと、そういう雰囲気になってきていると思うし、そういう時代を作っていくのは私たちかもと思うと、私も微力ながら頑張らねばと思う次第。

これからは、働き方についても常識にとらわれずに考えていく必要がありそうです。企業と雇用契約を結んで働くことだけが「仕事」ではないので、必ずしも「会社を辞める」=「仕事を辞める」ではないはず。

くどひろさんの今回の講演では、介護をメインテーマにしながらも働き方への示唆も与えてくださっていました。

今回、講演を聴講できて大変参考になりました。

介護作家・ブロガーの工藤広伸さん(通称:くどひろさん)のページはこちらです。

因みに、私(生島清身)の落語講演予定・実績はこちらです(^^)

<生島清身(天神亭きよ美)のプロフィール>
行政書士・社会人落語家
大阪市出身、2015年8月より東京都在住。
秘書業務、インターネット関連業務を経験後、41歳で不妊治療をスタート。
仕事を休業し治療に励む傍ら、着物好きが高じ繁昌亭落語家入門講座に通い、その後「天神亭きよ美」という高座名で社会人落語会に参加。
また、不妊治療を通して「いのち」について深く考えはじめる。
行政書士試験合格後、きよみ行政書士事務所を開業。相続業務の一環として、カルチャー教室にてエンディングノート講座講師を務めたのを機に、市民講座や終活セミナー等でエンディングノートを活用し人生を見つめ直してみることを提案する講演活動を始める。
遺言知識を深める落語「天国からの手紙」を創作し、落語の力を借りて遺言・相続を前向きに明るく伝えることに挑戦中。
(朝日・読売・毎日・産経各紙面、NHKニュースで取り上げられる)


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