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2018年6月25日 (月)

リビングウイルと自分らしく生きるためのエンディングノート

行政書士:生島清身のページをご覧いただきありがとうございます。

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平成30年6月23日(土)東京大学の伊藤謝恩ホールで開催の第7回日本リビングウイル研究会に行ってきました。400席ほどの会場は満席で補助椅子を入れるほどの大盛況。

テーマは「終末期鎮静」、とても繊細なテーマです。「安楽死」と混同されがちなので難しいテーマであり、でもそこに敢えて踏み込んで議論の場を設けたということです。

各スペシャリストの経験値からのご発言を生で聴けるなんて貴重です。難しいお話もありましたが、登壇者を「先生」ではなく「〇〇さん」と呼び、上下を作らず皆同じ目線で考え話し合いましょうという研究会のスタンスが大変すばらしく、主催者及び登壇者の思いがビシビシと伝わってきました。

個人的にとても勉強になったのは次の2点です。

「鎮痛剤」と「鎮静剤」はまったく別物である。
「緩和医療」と「緩和ケア」は違う。

この2つ、きちんと理解していないと話がごちゃごちゃになりそうです。

「鎮痛剤」は痛みを取るもの。
「鎮静剤」は意識を下げるもの。

「鎮静剤」で痛みが取れると勘違いされる場合があるが「鎮静剤」では痛みは取れない。「鎮痛剤」で痛みを取りつつ、それでもなお苦しいときに鎮静剤を併用する場合があるとのことでした。痛みは「鎮痛剤」で取り除くのが基本であるということ。

「緩和医療」とは痛みを取り除くための医療行為であること。「緩和ケア」とは医療行為では取り除けない不安感、孤独感、気分が落ち込むといったつらさをケアすること。

大変勉強になりました。

終末期に自分はどうありたいかと考える方が増えてきているのは良いことと思います。人間の尊厳に関わることでもあります。

終末期について、本人が書類等できちんと意思表明し担当医に伝え担当医が理解を示していても、家族の強い意向で本人にとっては不本意な終末期となる場合が現実問題としてあるわけです。

最後に登壇者からのメッセージとして「家族と何度も話し合って意思疎通を図っておくことが大事です!」と締めくくられました。

医療関係者の職業倫理は? 法的な問題は? 使用する薬剤は? とアカデミックなお話が満載だったのに、結局そういうことなんだなと落語のオチのようで笑みがこぼれるといったら失礼かもしれませんが、そんな気持ちになりました(笑)

私は終活をテーマの講演会で「家族や周囲の方に思いをきちんと伝えることが大事です」といつもお話していますが、やはりそうなんだと再確認できました。

思いを伝えるために「エンディングノート」は役立つツールの一つです。できれば、ご家族や周囲の方とともに人生観・死生観についての考えを確認しあうコミュニケーションツールとしてご活用いただきたいです。

暗くなりがちなテーマですが、私は行政書士+社会人落語家という立場で落語を交えて終活について楽しくお聴きいただける講演をしております。もし私でお役に立てるのでしたら、全国どこでも参りますのでお気軽にお問合せください(^^)

●落語を交えたエンディングノート講演に関するお問合せ先
きよみ行政書士事務所 生島清身(いくしまきよみ)
E-mail:kiyomijimusyo★nifty.com 電話:03-6884-1848
(★を@に変えてメール送信してください)

落語で学ぶ終活エンディングノート

<生島清身(天神亭きよ美)のプロフィールです>
行政書士・社会人落語家
大阪市出身、2015年8月より東京都在住。
秘書業務、インターネット関連業務を経験後、41歳で不妊治療をスタート。
仕事を休業し治療に励む傍ら、着物好きが高じ繁昌亭落語家入門講座に通い、その後「天神亭きよ美」という高座名で社会人落語会に参加。
また、不妊治療を通して「いのち」について深く考えはじめる。
行政書士試験合格後、きよみ行政書士事務所を開業。相続業務の一環として、カルチャー教室にてエンディングノート講座講師を務めたのを機に、市民講座や終活セミナー等でエンディングノートを活用し人生を見つめ直してみることを提案する講演活動を始める。
遺言知識を深める落語「天国からの手紙」を創作し、落語の力を借りて遺言・相続を前向きに明るく伝えることに挑戦中。
(朝日・読売・毎日・産経各紙面、NHKニュースで取り上げられる)

生島清身(天神亭きよ美)エンディングノート・落語講演予定・実績


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